<写真:2017年クリスマスのベージュ・アラン・デュカスのケーキ。外箱の刻印と、そのケーキ、ビュッシュ・カメリア>
既に年が明けてしまいましたが、先月の2017年12月のクリスマスケーキについて紹介したいと思います。
我が家のクリスマス
みなさんはクリスマスをどのようにお過ごしでしょうか。
クリスマス時期は多くの方がディナーに行かれると思いますが、私達夫婦は二人とも混雑が苦手なため、いつもホテルやレストランの美味しい料理を持ち帰り用に購入し、そして、その年に出るクリスマス限定のケーキを買って、ゆっくり家で食べることにしています。
特に私は甘いものが好きなので、いつもこの時期をとても楽しみにしています。クリスマス時期のケーキは特にどのお店も個性溢れた美味しいケーキの販売をしているため、毎年楽しく悩ませてもらっています。そしてこのときだけは、値段のことは考えずその年に一番ソソるケーキに挑戦しています。
2017年、我が家が選んだケーキは…
年末年始は東京で過ごしていたため、今回のクリスマスでは、念願のベージュ・アラン・デュカスのケーキに挑戦しました。
なぜ念願だったかというと、数あるクリスマスケーキの中でも特にお高めということもありますが、実はベージュ・アラン・デュカスのクリスマスケーキは毎年販売されているわけではなく、なかなか買うことができなかったからなのです。
2017年の秋に、なんと4年ぶりに単品販売を復活するとのウワサを聞き、ちょっとお値段が高いと思いながら購入を決めました。
「BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYOとは」
フランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスとCHANELがコラボレーションしたシャネル銀座ビルディング10階にあるフレンチレストランです。
2017年のケーキ、「ビュッシュ・カメリアについて」
今年は「ビュッシュ・カメリア」というビュッシュ・ド・ノエルでした。
(※ブッシュドノエルという表現の方が一般的かと思いますが、スペルはフランス語でBûche de Noël。実際の発音はブッシュではなくビュッシュの方が近いため、最近はオシャレにビュッシュドノエルと言う場合が増えているようです。)
シャネルのアイコンのひとつ「カメリア」をモチーフにしていました。白一色の美しいビュッシュ・ド・ノエルの見た目はため息が出るほど美しく、その表面はとても繊細で、それでいて全体の雰囲気はとても可愛らしさに溢れていました。本当に食べるのがもったいないと思わせる芸術的なケーキです。(写真で伝えきれないのが残念です。。)
「ビュッシュ・カメリア」の内側は何層かクリームが入っており、ヘーゼルナッツのムースやビスキュイ、バニラキャラメル、バニラ風味のムースなどの味が楽しめ、優しい甘みと、バランスよく配された濃厚なクリーム感が楽しめる、まさに至極の一品でした。一層一層のクリームやムースの甘み、それぞれのクリームの香りがとにかく芳醇で、食べる層によって色々な美味しさとコンビネーションを楽しめます。
沢山の美味しいケーキがある中で、この優しい甘みと香り高いクリームのバランスは他で食べれないテイストだと思います。期間限定商品でしたが、かなうならまた食べてみたいと思わせる一品でした。
余談ですが…
ちなみに、今回のクリスマスケーキは限定100個で予約販売され、11月から予約開始、少なくとも12月に入ったときにはすでに予約完売だったそうです。今回復活する前の4年前とかには、予約開始後すぐに完売になったと聞いたことがあります。
また、このレストランでクリスマスディナーを食べる方には特別価格でこのクリスマスケーキを販売してくれるというお得なサービスもありますが、昔ほどお安くはならないようです。
なお、クリスマスケーキをこの銀座のアランデュカスに行って受け取り、お家に帰るのには相当神経を使いました。写真で見るように、なにぶん丸い形なので、揺らしてしまうとコロンと転がってしまいそうだからです。お店の人にも「一応ケーキの根元の方はチョコレートで固めてありますが、とにかく注意してそ~っと持ち帰ってください」と言われ、ちょっと苦労しました。でも、その苦労の甲斐あって形が崩れることもなく、そして、このとても美味しいケーキを十分に堪能できました。
この記事の著者
編集部 部長 Ms. Bell
アメリカ生活初心者です。好奇心旺盛の私の目線でアメリカの色々な物、人、生活、仕事などをお知らせしていきたいと思っています!初心者の目線で色々とアップしますので、ぜひ読んでくださいね!