<写真上:とある日のNY地下鉄車内。(ペン画) >
またまた記事更新が遅れてしまいました。今月は忙しくて...(言い訳です)
さて、NYに行くたびに困ること、それは地下鉄切符の磁気カードの使い勝手の悪さです。
とにかく反応が悪い!
日本はSuicaに代表されるように非接触カードで、改札口での反応もスムーズです。ところがNY地下鉄のメトロカードは磁気カードで、改札での反応がマチマチ。困るのは、磁気カードを通しても電光表示が小さすぎてカードが反応しているのか、してないのかがとても分かりづらく、それを確認しようと一瞬間を空けるとすぐゲートも動かなくなるため改札を通れなくなることです。「だったらもう一度磁気カードを通せばいいじゃない?」と思うかもしれませんが、以前の記事(下記)にも書いたとおり、一度通すと18分間は反応しないため、二度目に通してもダメなのです。
何度も使っているとタイミングというか呼吸が合ってくるのですが、私たちが不器用なのか、行くたびに結構苦労します。
対策としては、とにかく磁気カードを通したら反応しているかしていないのかを確認することなくゲートを押して通ることです。磁気カードの反応を確認しようと間を空けてしまうとゲートがロックして動かなくなってしまうので、ゲートが動かなかったら再度カードを通す、という気持ちでまずは何も考えず通り抜けようとするのがいいのかな、って思います。
同じ路線でも改札が違う!
アメリカでも日本でも、一般的には改札をくぐってから乗りたい電車の方向でホームが分かれます。でも、一部の駅では方向によって改札が異なるため、改札をくぐってから「しまった!逆方向のホームに来ちゃった。」なんてことがあります。
日本でそういう駅に出会った場合は、間違えて逆方向の改札に入ったとしてもその改札を出ることなく逆のホームに行けるルートがちゃんと用意してあるのですが、NYでそういう駅に遭遇すると、正しいホームに行こうとするにはいったん外に出なくてはいけない場合が多々あります。ただ、以前の記事で書いたように18分間のインターバルがあるために、すぐに改札を通れないのです。
駅員さんがいれば事情を言えば通してくれますが、駅員のいない改札も多いので、NY地下鉄に乗るときは必ず方向を確認してから改札をくぐるようにしましょう。
切符の自販機が高い確率で壊れている!
切符の販売機は各駅各改札にだいたいあるのですが、これが結構高い確率で壊れていたりして使えないことがあります。おそらくNY在住の人はパスを買っているので困らないのでしょうけど、観光でその都度切符を買うときなどは大変です。
結局、壊れているときは切符を買えずその改札を通れないので、別の入り口まで行って稼働している切符自販機を探さねばなりません。
ちなみに他の都市は...
ちなみに、アメリカでも磁気カードは珍しい方かもしれません。他の都市では日本と同じく非接触カードが多いような気がします。
ワシントンDCの地下鉄もSuicaのような非接触カードです。ですのでカード自体はNYのペラペラの磁気カードと違い安心感があるのですが、改札の反応の悪さはNY地下鉄にそっくり、というかそれ以上に悪いかも…と思ってます。
NY同様、改札でカードが反応しないことも多く、反応しているかどうかの改札の表示も分かりづらく、結局少しでもためらっているとこれまた改札がロックされて通れなくなることがしばしばです。
アメリカは全部そうなの?
いえいえ、ご安心ください。、アメリカが全部そんな改札ばかりということはなく、例えばシカゴやシアトル、ロサンゼルス、サンディエゴなどの切符はレスポンスも良く、全く問題なかったです。
この記事の著者
編集部 チーフライター Mr. Richie
人生とは面白いもので、齢(よわい)40をすぎて突然アメリカで生活することになりました。海外初心者の私ですが、本ブログ唯一の男性ライターとして、ちょっとウンチクになるようなものも紹介したいと思ってます。