<写真↑:ホノルルのアラモアナショッピングセンターにあるAT&T店舗外観>
アメリカでスマホを使う場合、簡単な方法としては日本であらかじめレンタルwifiルーターや日本でプリペイドSIMを用意する方法があります。数日程度であればそれでよいのですが、もう少し長く滞在するときは日本で用意するとややコストが高くなるので、やはり現地でプリペイドSIMを購入することをお勧めします。(念のため、ご存じ無い方に説明すると、プリペイドというのは前払いという意味です。最初に払った金額分までしか使えないということです。もちろん使い切った後にもう少し使いたい場合は後からチャージすることもできます。)
方法は大きく分けて2種類、空港のSIMカード自販機で購入する方法と携帯会社の現地店舗に行く方法があります。自販機購入はSIMを買った後に自分で開通設定(アクティベートという操作)をしないといけないのですが、その操作方法に自信がなかったので、私たちは直接お店に行くことにしました。
AT&Tの店舗の場所
アメリカにも携帯会社はいくつかありますが大手のAT&Tにしました。アメリカのどこの都市でもネット検索すれば店舗を探せると思いますが、今回の滞在の最初の地はホノルルだったので、アラモアナショッピングセンター内のAT&Tに行きました。(なぜかショッピングセンター内にAT&Tは2店舗もあるのですが、大きい方に行きました。)
最初にどうする?
日本語ができる店員はいないようですがホノルルは相手が日本人に慣れているのでカタコトの英語でも大丈夫です。勇気を出してお店に入ると、入り口にいる店員さんが声をかけてきます。プリペイドのSIMカードは、英語でも同じ単語で通じますので、「I want a プリペイドシム」とか「I’m looking for a プリペイドシム」とか言えば店員さんが理解して案内してくれます。
案内された席に着くと料金プランの説明をしてくれます。口頭説明とともに店員さん手持ちのタブレットで一覧表を見せてくれます。英語が思い浮かばなければ、身振り手振りするなり、紙に書いて見せれば察してくれると思います。
どれにしようか数分考える時間が欲しい時は「Let me think (ちょっと考えさせてね)」と言えばいいでしょう。この言葉はいろんなお店で使えるので私は結構多用しています。
プランについて
価格はときどき改定があるようですがプランの数はいつも3つぐらいのようです。一番下のプランは後で自分で都度チャージ(これをリフィルrefillと言う)しなければいけないので、安さをギリギリまで求める人以外には不向きです。
そうなると普通は2択となって、1ヶ月45ドルでデータ6GB、1ヶ月65ドルでデータ22GBのプランのどちらかです(2017年3月現在)。滞在中はホテルでもだいたいwifiが使えますので、私たちは45ドルのプランにしました。
またアメリカ国内の電話とテキストメッセージは無制限で利用することができます。自分でホテルや飛行機を手配している人の場合は、飛行機の遅延や欠航などで意外と航空会社やホテルに電話しないといけない場面があるので助かります。自分の電話番号ももらえます。ただし日本への通話がしたい場合は別途オプション購入(追加費用)が必要です。ですので日本の知り合いへの連絡ならホテル等でwifiが繋がる時にLINE電話やSkypeを使った方がいいでしょう。
支払いについて
ちなみにこの45ドルの内訳は初期費用5ドル+月額40ドルで合計45ドルという意味だそうで、AT&Tのホームページ等に書かれている「$40/mo.」というプランが実際には45ドルかかるいうことになります。また、ここに税金もかかりますので、ハワイであれば税込み合計で48ドル弱になります。
支払いはカードでも現金でも大丈夫。このプランは1ヶ月なので追加で何もしなければ1ヶ月後に自動的に使えなくなります。でも「1ヶ月後に勝手に継続されたりしてクレジットカードから何か引き落とされたら嫌だなあ」なんて心配性の方なら現金払いをしておけばカードから勝手に引かれることもありえないので安心ですね(^_^)
設定について
支払いが済んで店員さんにスマホを渡すと、店員さんが目の前で設定(アクティベート)してくれます。自分の電話番号もいくつか候補を見せてくれるのでその中から好きな番号を選びます。その後ちゃんとネットに繋がることを確認して無事終了です。
ちなみにこういう時はiPhoneが便利です。iPhoneなら世界中どこのiPhoneでも操作方法が一緒なので、店員さんが悩むことがありません。
(ちなみに我が家のiPhoneはAppleで買ったSIMフリーです。docomo等で購入した場合は日本で事前にSIMロック解除手続きを忘れずに)
この話には続きが・・・
実は後日、このプリペイドSIMのスマホが繋がらないという事態が発生しました。その解決策は後日報でお伝えします。
この記事の著者
編集部 チーフライター Mr. Richie
人生とは面白いもので、齢(よわい)40をすぎて突然アメリカで生活することになりました。海外初心者の私ですが、本ブログ唯一の男性ライターとして、ちょっとウンチクになるようなものも紹介したいと思ってます。